川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。



サッカーと震災復興とをライターとして結び付けられないものかと練ってきた構想を具体化させた書籍になります。

日本の子供たちを笑顔にする手伝いをするのと同時に、JFAが開設している東日本大震災復興支援口座への寄付を両立します。

JリーグとJFAからの協力を得ることができまして、メニューはJリーグ加入40クラブ中、36クラブから提供されたものになります。また、コーチの皆様に向けて、Jリーグの上野山信行技術委員長と、U17日本代表の吉武博文監督の原稿を収録しています。

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心の壁をとりのぞく
サッカーアイスブレイク集
「遊びながら絆を深めるトレーニング」
江藤高志 編
ベースボール・マガジン社
定価 1500円+税
発売日 3月22日ごろ
ISBN 978-4-583-10454-6
アマゾン
bk1
楽天ブックス

配本は3月22日以降になるそうです。よかったら手にとっていただければと思います。


□本書の概要

JリーグとJFAとに協力していただきました。
Jリーグに加盟する40クラブ中、36クラブが提供してくれた65のメニューを収録しています。
また、JFAからは類書が出ていますが、快く協力して頂きました。

アイスブレイクについての解説として、Jリーグの上野山信行技術委員長の「コーチのみなさんへ」と、U17日本代表の吉武博文監督の「アイスブレイク活用術」とを収録。上野山技術委員長には、練習に臨むコーチの皆さんに対する心構えを語って頂きました。また吉武監督は、2011年のU17ワールドカップメキシコ大会におけるアイスブレイクの活用の実例を語っていただいています。冒頭に掲載された「アイスブレイク概論」と共に練習に役立てて欲しいと思います。

65のメニューは、ボールを使うことのないレクリエーション的なもの、ボールを道具のように使うもの、サッカーの練習メニュー的なものの3種類に分類できます。


□アイスブレイクについて

アイスブレイクというのは、「人間関係を円滑にする」事を目的にして行われるメニューです。たとえば、知らないもの同士で集まった際に周りの人に対し心理的な壁を感じることがあると思います。そうした「警戒心によって凍った心を溶かして壊す」という過程で使われるメニューになります。なお、本書にはチームの結束を強めるチームビルディングに分類されるメニューも含まれています。


■本書を作る経緯

この本のコンセプトは「震災で落ち込んだ日本を笑顔にしたい」というもの。そんな本書の出発点は、東日本大震災からの復興にサッカー界の一員として関わりたいという思いでした。

2011年3月29日に長居で行われた「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」で見せてもらったカズさんのあのゴールに、継続する事の価値や信じることの大事さを教えられました。また、ライター陣の一員として参加させてもらった「サッカーのチカラ(東邦出版)」によって、モノを作り表現する事の可能性を感じさせてもらいました。

そんな中「ではライターから発信できるものとして何があるのだろう?」と考える日々の中で、被災地から日本各地へと疎開する子供たちのニュースを見かけました。新しい環境の中「疎開先で、彼らはすんなりとチームに溶け込めるのかな?」との思いが頭をよぎった時に、色々な線が1つの点で交わりました。それがアイスブレイクでした。

日本中を笑顔にする本をJリーグとJFAが協力し、サッカー界全体が共同して作ることができないか、と考えたのです。結果として上記両団体と多数のJクラブの協力により、まさに日本のサッカー界が団結した形でこの本を完成させることができました。発案者としてこれほど嬉しいことはありません。そして、協力していただいたみなさんに心から感謝したいと思います。

この本を活用することで、日本中に笑顔が広がってくれれば、これに勝る幸せはありません。現場で指導に関わるみなさんは、ぜひ参考にしていただければと思います。

なお、著者(編集者)印税の一部をJFAが開設している東日本大震災復興支援口座に募金させて頂きます。




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