川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。



川崎U18が、佐野日大を麻生グラウンドに迎えた一戦は、試合の立ち上がりこそ佐野日大の前線からの積極的なプレスを受け、川崎U18が攻めあぐねる展開に。ただし31分にサイドをえぐってからのクロスによるオウンゴールで川崎U18が先制。ここから試合は動き始めます。その後、脇坂泰斗が前半のうちに2得点。後半に入っても、脇坂の2アシストの活躍などもあり、トータルスコア7−0で川崎U18が勝利しました。

ということで、今野章監督と、脇坂泰斗選手、岸晃司選手の試合後のコメントです。

◯今野章監督
 厳しい試合でした。点を取るまでが。高校生なので、繋ぎに入った時にミスというか、スムーズじゃなかった。
 前半ですが。相手に蹴られて、セカンドを拾った所で相手にプレッシャーがかかった所で多少選択が良くなかったと思います。状況によってはひっくり返して長いボールでもいいという話はしていたんですが、立ち位置と、サポートの3人目のところの意識が薄くて、なかなか二人だけの関係ではパスコースが、というところがありました。ただ、途中でサイドを変えればスムーズに廻るかなというところで、変えずに突っ込んだところがあって、そこは途中から指示を出しました。点を取れて楽になったかなという感じですね。
 どうしてもやっぱり後半みたいにリードして、気分がいい状態ではある程度やれるんですが、均衡していて相手も気持ちで来ている時に、それを利用してぽんぽんと外せるかというのは、まだまだでしたね。
 技術というのはプレッシャーがあって相手がある中で出せて初めて技術で、練習でやっている技術は技術じゃない、ということは常々言っていて、前半の技術は技術じゃ無いと。(点が入った)前半の途中からいい形を作れているのは、本当の技術じゃないかもしれないと。楽になってからできるだけでは、では、前半はどうするの?という話になりますよね。特に高校年代は前半に相手がハードワークしてきた時に失点したら、追いかけるのは大変。その時に技術を発揮できるかどうか。
 それは背後に蹴って行くという状況判断も技術ですしね。
(#10脇坂泰斗選手は)点をとるところもそうですし、トップにも練習参加していて刺激を受けながらやってますよね。トップに近い選手だとは思っています。連続した動きができるんですが、サボるところがある。自分の感覚でやめちゃうところがある。それではまだダメなんですよね。
 ここはまだ関わらなくてもいいだろう、だとか、守備でもここくらいであれば行かなくていいだろう、という所の判断ですよね。そういう部分の駆け引きの甘さはあるように思います。あの中で見たらいい選手だとは思うんですが、もっと違いを見せないと厳しい部分はあると思います。いいものは持っているので。
(#32岸晃司選手については)スピードはないんですが、体が強くて使い方もうまい。あそこでファールをもらったり収めてくれるのはいいですね。
(#25板倉滉選手は)むらっ気はあるんですが、大きさを生かして跳ね返せるし、あとは攻撃が好きなので、その攻撃的な部分はいいと思います。
(#4太田賢吾選手は)最後の所の切り崩しができますが、一つ目の置きどころが甘いですし、詰まった所で人を使えないところがある。森勇介のように人を使って自分がどう動くのかというところがまだない。自分では行けるんですが、もし詰まった時に、その一本のパスで顔を出して、食いついてきたら逆を付く。そういうところを出せればいいと思います。高校生年代、差があるので今はできるかもしれないですが、今後はそう簡単にならない。そこをどう打開するのかは大事になってくると思います。





#10脇坂泰斗選手
 最初、前からくるのはわかっていたんですが、そこで落ち着いてつなぐことだったり間を取りながら、サイドを変えながら繋ぎたかったんですが、焦りも出てきてロングボールが多くなり、単発な攻撃が多くなってしまった。そこでやりたかったのは、相手のあいだをとってしっかりつなぎながら崩すということでした。敵のあいだを取ったら2人はがせるので、そこにパスを付けて崩していければよかった。そういうのも、前半の最後のほうから出ていたので、それを増やしていけたらもう少し点をとれたのかなと思います。
 点を取る手応えというか、点を取れそうだというのはあったんですが、そこで焦りがあったのかもしれませんが、そこで落ち着いて繋ぎたかったですね。
 1点目は狙ったコースに転がりました。詰まってしまってミスみたいな感じだったんですが狙い通りでした。
 2点目のFKは触っても入るし、触らなくても入るというのは練習でもやっていました。
 後半は、1点を取られたら2点差になるということで、一気に前に出てくる可能性があったので、失点はしないようにしてました。あとは早く点をとってたたみかけるということは考えていました。そういう意味でも早めに1点取れてよかったです。
 課題は、ミスが思っているよりも多いので、もうちょっと減らさないと上ではやれないという部分です。ミスを減らすことを意識したいと思います。
(湘南戦でトップに混じってやったが)プロとやるとみんなうまいので、本当にいい練習になります。

#32岸晃司選手
 立ち上がり、まずはボールを抑えることと、(#22岡田)優希くんとしっかり連携を取るという事。それは監督からも言われていたんですが、前半はうまくできていなかったように思います。連携が取れてない理由は、ボランチとの距離感の問題もあったんですが、優希くんと距離がちょっと近かったので、相手のCBが行きやすいところはあったと思います。前半の途中からは、そういう部分を確認してみて、サイドの(#10脇坂)泰斗くんとか梶田(#14航平)くんがフリーになるのは途中からわかっていたので、そういうのを意識するようにはしました。
 1点目のシュートはたまたまです。フリーだったですし、点差もあったので落ち着いて蹴れました。
 2点目のヘディングは良いボールが来たのでそのまま決めるだけでした。
 前節負けた後、最初は落ち込んでましたが、火曜日からの練習ではすぐにみんな元気でやってました。



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